町会への思いを若い人にたくして
私ども平河町二丁目町会は四方八方歴史ある町会に囲まれ、東には皇居を見据える隼町町会、南には国会議事堂や日枝神社を有する永田町町会、西にはもと李王家の赤坂プリンスホテル(現在の紀尾井町ガーデン)や旧伏見の宮家跡地にあるホテルニューオータニを抱える紀尾井町町会、そして北側には平河町一丁目町会と由緒ある町会の中核をなす町会として古くから栄えてきました。
特に隼町町会と隣接する現在の隼町通りには両側に以前は商店が立ち並び八百屋、魚屋、たばこ屋、日用品雑貨、そして食料品店、酒屋、それに豆腐屋、米屋、等々日常生活に何不自由ない商店が軒を連ねておりましたがそれが現在では当時の面影はまったくなくその通りには商店は一軒もありません。在住の住民の数も日増しに少なくなり、昭和40年代の町会のレクリエーションには大型バス2台を仕立てて潮干狩や栗拾いに出掛けたものでしたが現在では夢の様に感じます。
そして時代の流れと共に住民が減少してその変りに20階以上もある高級マンションや大きな事業所それに学校等が建ち、街並みもすっかり変ってしまいました。以前は15人程度の役員で町会運営を行なってきたものが現在は10人の役員で行っていますがその中の女性の3名は男性役員の伴侶という事で実質的には5〜6名の役員で行っています。
その様な状況の中ですが事業所の皆さんと住民が協力して2年に1度の日枝神社の例大祭には町会の一大イベントとして楽しんでおります。町会には、大人神輿、子供神輿、それに居囃子衆が4人も乗れ、それを子供達が30〜40位が綱を引ける立派な山車があるのですが、現在では子供達があまりいないせいもあり4~5人の婦人部員と数人の子供とその父兄というさみしい状況です。大人神輿の方は普段はコンピューターと向いあって仕事をしている若者達に声をかけ、どうにか4、50名の企業や事業所の担ぎ手を集めている状態です。そして町内巡行が終わり半纏を神酒所へ返しに来ておみやげの赤飯をもらう時の若い人たちの何かを達成した満足感の顔を見た時、改めて自分達も幸せな気持ちになるのは、本当に不思議な事です。

また昨年の令和6年には町会創設70周年の記念懇親会を町会員一世帯二名(御夫婦)を無料招待し事業所の皆さんと共に80数名という大勢の人達を迎えて盛会裡に催す事が出来ました。しかしながら役員の高齢化に伴い次の世代に町会運営を託してまた、役員を育てるのも町会の仕事であると思っているので今後の課題としていかにマンションにお住いの若い人達の町会への参加協力と住民の皆様が企業の方々といかに手を携えて共存していくかと悩んでおります。幸いにして昨年の総会で若手の精鋭が3名加入した事で非常に心強く感じている現在です。結びに町会にお住いの皆様や事業所の方々が平河町二丁目に住んでいてよかった、平河町二丁目に事務所を設けてよかったと思われるような町づくりをしなければと想いを持って役員一同日々頑張っております。


町会長

歴代会長
| 7代 | 南山 隆一 | 令和5年〜 |
| 6代 | 篠田 晴久 | 平成29年〜令和5年 |
| 5代 | 山口 光弘 | 平成10年〜28年 |
| 4代 | 南山 金太郎 | 昭和39年〜平成10年 |
| 3代 | 高山 伊之三郎 | 昭和31年〜39年 |
| 2代 | 吉田 聖一 | 昭和30年〜31年 |
| 初代 | 高安 正利 | 昭和25年~30年 |