大手町・丸の内について
「大手町・丸の内」はかつて江戸城を護り、幕府の繁栄を支えた多くの武家屋敷が立ち並ぶ街並みでした。「大手町」の地名は、江戸城の正門「大手門」に面していたこと、「丸の内」は城郭の内側にあたり丸く囲まれた地域であったことに由来しています。明治の産業近代化に伴い赤煉瓦造りのオフィス建設がはじまり、その後の高度経済成長期に大規模ビルへの建て替えを経て、「大手町・丸の内」は、東京の玄関口である東京駅を中心とする日本を代表するビジネス街として発展してきました。そして現在、高層ビルと歴史ある建物が調和し、人や企業が集積する東京の中核エリアとして日々進化を遂げております。
大手町・丸の内町会


「大手・丸の内」町会では、そこで働く人々や、この街に訪れる人々にとって快適で安全な街であり続けるように、様々な活動に取り組んでおりますが、昨年は、三菱一号館美術館において、展覧会鑑賞を取り入れた懇親行事を開催し、美術館鑑賞後に併設の「Café1894」にて懇親会会食を行いました。
三菱一号館美術館は、「歴史と文化を継承しながら、賑わいのある街をつくる」という理念のもと、明治期の洋風建築を忠実に復元しており、丸の内の景観に新たな彩りを添えるだけでなく、文化芸術を通じて人々が集う場を生み出し、街に潤いと賑わいをもたらしています。町会では、このような地域資源を活かしながら、交流と親睦を深める行事にも力を入れており、歴史ある空間で文化に触れ、食を囲んで語り合うことで、会員同士のつながりが一層深まりました。
毎年恒例のボウリング大会は、会員同士の親睦を図る重要な機会となっています。業種や世代の垣根を越えて多くの方に参加いただき、笑顔と歓声に包まれるひとときは、日頃の業務の緊張を和らげ、町会の結束を強める場として定着しています。
教養セミナーとして「講演会」を年に一度開催しております。文化・芸術・スポーツ・心理など幅広いテーマで企画しており、近年では元ラグビー日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏、心理学者の植木理恵氏など、多方面の講師をお招きしています。
防災・防犯活動にも継続的に取り組んでおります。災害時に多数の帰宅困難者が発生することが予想される地域であるため、近隣の有楽町町会、内幸町町会とともに東京駅・有楽町駅帰宅困難者対策地域協力会(東京駅周辺防災隣組)に参画、官民連携による支援体制の構築に力を注いでいます。また、大手町・丸の内地区生活環境改善推進連絡会(当町会が母体)を発足し、東京駅周辺地区環境美化等を目的とした合同パトロールを実施し、働く人にも訪れる人にも快適な環境づくりに努めています。
町会は、地域における目立たぬ存在かもしれません。しかし、日々の活動の積み重ねが、街の秩序と安心を支えております。時代とともに地域の姿が変わっても、人と人とのつながりを育み、未来に引き継いでいくという町会の役割は、今後ますます重要になると考えております。今後も私たちは、文化と歴史を生かしながら、地域の皆様とともに、魅力ある大手町・丸の内の街づくりに貢献してまいります。
町会長

歴代会長
| 4代 | 吉田 淳一 | 令和5年5月~ |
| 3代 | 杉山 博孝 | 平成27年5月~令和5年5月 |
| 2代 | 福澤 武 | 平成10年5月~平成27年5月 |
| 初代 | 渡辺 武次郎 | 昭和32年~平成9年12月 |